アバンセライフサポート・ファウンダーのつぶやき

ダイバーシティ社会を成立させるには

  中国から日本式介護を学びたいとの要請があり、当社から1人送り出すことになりましたが、教育を受ける中国側介護職員はほとんど女性のため、人選に悩んでいたところ、1人の女性職員が手を挙げてくれました。
本当に助かりました。

  当社は女性が圧倒的多数(男性職員113名、女性職員491名)で、女性活躍社会と言いながら、役職者は男性6名、女性2名というバランスの悪い組織です。
私たちの会社だけではありません。
ダイバーシティ社会を成立させようとする国会議員においても、衆議院は男性475名、女性44名、女性比率は約9%です。
男女雇用機会均等法がよく国会を通過したものですね。
ダイバーシティが口先だけの国日本。例えば、内閣府「平成25年度 高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」(図1)によると、「65歳を過ぎても働きたい」と回答した人が約70%を占めたにもかかわらず、65歳以上女性の労働力人口比率(図2)はなんと16.5%、およそ6分の1の人しか働いていないのです。女性の健康寿命は全国平均で74.79歳(2016年時点)、それで年金財政の破綻を心配するなんておかしな話ですね。

60歳以降の就労希望年齢と就労希望形態(図1)
女性の労働力人口比率(図2)

  ニートと引きこもりについて考えてみます。
どう違うのでしょうかね。
以前テレビで紹介されていた秋田県藤里村白神山地のふもとにある人口3,800人の小さな町です。
町の社会福祉協議会 菊池まゆみ会長が引きこもりに気付いて調査してみると、その数100人以上、町の現役世代のおよそ10人に1人という驚愕の実態がそこにあったのです。
それも多くが20~30代の人たちでした。日本全体では約77万人、これだけの若年無業者が働くことなく親の扶養で生きているのです(図3)。
障害者のみなさんも一般の人と同じペースで働くと難しいですが、自分のペースで働けば何も問題はない人たちですよね。
100m走を11秒以内で走ることや、視力2.0以上であることを基準にすれば、ほとんどの人は障害者になってしまいますよね。
さて、ここからが本題です。
冒頭のような女性の社会参加、ダイバーシティがなぜ一般的にならないのか。
これだけで20~30ページになりそうです。
図4をご覧下さい。
この図だけで女性は日本に生まれたことが不運だったかと考えてしまいますよね。
後は来月のお楽しみにとっておきます。

若年無業者数の推移
6歳未満の子どもを持つ夫婦の家事・育児関係時間(図4)

2018年6月15日(金)

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