アバンセライフサポート・ファウンダーのつぶやき

未来の自分、未来の会社

  孔子の言行を弟子達が記録した書物『論語』に、「七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えず」とありますが、私も来年数え年で70歳になります。
心の命ずるままに言動しても、少しも道理に背かず、無理なく原理原則に従っていて、だめ押しに、「この境地に到達しなければ真正の人間とは言えない」というのは、孔子も人が悪い。全ての人間が100mを10秒で走れるわけではないのに。

  さて、当社では、数か月に渡って施設長会議で、「今後の10年、会社と自分はどう変わっていくのか」と題し、みなさんに発表していただいています。
なぜこんなことをするのか。
業績が上がっている会社は社風が良いですよね。社風は誰が作るのか。
言うまでもなく経営者、施設長以上の経営幹部ですね。
その人たちを見て、従業員のみなさんはこの会社の風土に染まっていきます。


 

  施設が目指すものを施設職員みんなで話し合う。 人はやりがいを求めています。
やりがいを感じさせる組織でなければ、外にやりがいを求め会社を去るか、その他大勢に埋もれてその人は終わります(宝の持ち腐れ)。
京セラ創業者の稲森和夫氏は、「人生・仕事の結果(成功度)=考え方×能力×熱意」だと言います。
それも「×」ですから、倍数で効いてきます。
能力なんて大した問題ではありません。
「知っている。やっている。出来ている。」同じ「知っている」でも、10倍も20倍も結果が違うのは「考え方」と「熱意」だと稲盛氏は言います。
そして最後に、会社と個人の関係性の同期化、共有感が出てきます。
そのために施設長会議で何度も振り返り、未来の自分、未来の会社を考えていただいたのです。

  制度の見える化と給与の透明性→納得性
会社と個人の人生のベクトルが合ってないと力は入りません。
そうなると、甘え、依存、他責が自律、自立、自責に変わり、みんなで考えるようになります。
現状とゴールの間にあるギャップは何か。

  最後に、一つ大切なことがあります。
この会社の存在目的です。
二宮尊徳(金次郎)は、「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」と述べています。
驚いたことに、現在の青年は、30歳で年金を計算しています。
私たちの世代では考えられません。
私たちは年金生活が待ち遠しい世代です。
現在の若者は、不安で不安でたまらない。
私たちは老いを支えるだけではなく、若い人たちに安心してがんばってもらえる、まさに安心社会の創造を目指しているのです。
利用者のお年寄りを見ていただくことで、老いへの不安を無くし、そして「全ての人が身の丈に合った人生を楽しむことができる」そんな社会を創造するのが、当社の10年後なのです。でも10年では道半ばですよね。

2018年7月31日(火)

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