アバンセライフサポート・ファウンダーのつぶやき

幸せとは・・・

いよいよ「平成」終了まで残すところ5ヶ月半、カウントダウンが始まりましたね。
元号「平成」の額縁を持った小渕恵三氏の顔を今も鮮明に覚えていますよね。
誰が新元号お披露目の大役を担うのか、話題がつきませんね。
ひょっとして目立ちたがり屋の安倍晋三総理が「私がやる」と言うのではないかとの話もあるようですね。

私は、「平成」の元号は、陽明学者・哲学者の安岡正篤の発案だと思っていましたが、そうではないのですね。
中曽根内閣時に内閣審議室長をしていた的場順三氏の回想記には、東洋史学者の山本達郎氏の作だと書いてあります。
驚くなかれ、その10年以上前の福田赳夫内閣(昭和51年~53年)から検討が始まり、著名な学者チームを編成、多くの候補の中から3つに絞り込み、崩御に備え温めてあったようです。
それは、「平成」「修文」「正化」の3案だったといいます。皇位の継承まで一切漏れないようにとのこと、昭和51年から天皇が崩御されるまで苦慮された(知っていることを10年以上も話せないのは思ったより苦しいことでしょう)とのことです。

もう一つ面白い話がありました。昭和20年に第二次世界大戦が終わり、明治憲法と旧皇室典範が廃止され、「昭和」の名称の法的根拠がなくなった時期、「昭和」という元号は元号ではなく通称になりました。
元号が法的根拠のない通称でよいのか、いっそ元号をなくし、西暦だけでもよいのか等、さまざまな議論がされたようです。
GHQの呪縛も解けた昭和54年にようやく元号法が成立(といっても2項目だけですが)、「第一項 元号は政令で定める」「第二項 元号は皇位の継承があった場に限り定める」とし、附則に「昭和の元号は第一項の規定に基づき定められたものとする」という文言で法的根拠が与えられ、「昭和」は戦後34年を経過した後ようやく大手を振って歩けるようになったとのことです。面白いですね。

国会という所は、原理原則を示す場所であるので、まさに万人が納得する理論構成が求められますが、元号のように実利が伴わないルールを議論する場合は何年かけても実害は無いので「勝手にやって」で良いのですが、外国人労働者受入れ議論はそうはいきません。
雇用の足元に火が付いた業界のいかに多いことか。
人がいなくて休廃業する中小企業、過疎地域を考えると、一日も早い法案通過が求められます。とうとう介護業界、建設土木の有効求人倍率が5倍を超えましたね(特に関東地方で)。国会で、ある野党議員が「日本人と同等の賃金を約束すべきだ。景気が悪化しても日本人の雇用を圧迫しない方策をとれ」などと言っていましたが、自己矛盾もいいところで、日本人と同等の賃金がもらえるから(ミャンマーは日本の15分の1、ベトナムは6分の1)何がなんでも来日し、不法滞在者が増加するので、中米の住民が「受入れ拒否が分かっていてもアメリカに行くぞ」というのも、自らの人生、子どもの人生を考えると未来に幸せが感じられる場所を選ぶのは当然で、日本人で都会を目指す人が圧倒的に多く、過疎地域がスカスカになるのと同じですよね。
定住しない人間はコントロールがしにくいのはどんな国民でも同じで、一か所にずっと住んで一生動かない人間ほど「お上信仰」が強い。
島根県出雲市のみなさん、東京のみなさん、そして日系人のみなさん、日系人のみなさんは出雲市のみなさんより圧倒的に自由人です。東京の人たちはもっと自由人であれば良いのに、やはり農耕民族の日本人感覚です。

4か月前、鹿児島県さつま町に来日した日系ボリビア人夫婦は、日本で子育てをしたいとわざわざ田舎を選んで来てくれました。
教育のレベル、日本語の優位性、治安、安全性、全て故郷ボリビアとは雲泥の差だといいます。
デパートで迷子の案内があったときは本当に驚いたといいます。
「その子は本当に誘拐されないのかなと心配になった。
日本は本当に安全な国なのだと改めてよく分かった。
子どもだけで通学するなんてそんな恐ろしいこと…まさにカルチャーショック、日本は本当に素晴らしい。
でも…言っていいのかな。
朝から夕方まで学校、そして部活、食事時間はほんの少し。家族団らんを楽しむ時間もなく学習塾へ…国民みんながひたすら良い成績、良い会社を目指して競争している。
何が楽しいのかな。
どっちが良いのか分からなくなった。」との言葉を聞き、幸せとは何なのかを考えさせられました。

2018年11月30日(金)

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