アバンセライフサポート・会長のつぶやき

近未来のロボットと外国人、そして日本人との関係性

  岸田内閣において「新しい資本主義実現本部」が設置され、最初の所信表明演説で我々の業界に関係の深いテーマとして「公的価値の在り方を抜本的に見直す」と「介護などの現場で働いている方々の収入を増やしていく」、この二つのテーマを打ち出しました。「介護保険料等」公的料金は「公的価格評価検討委員会」において議論が始まり、行政と業界団体の激しいせめぎ合いが始まりそうです。一方、収入増については、「看護、介護、保育、幼児教育など、新型コロナウイルス感染症への対応と少子高齢化への対応が重なる最前線において働く方々の収入の引上げを含め、全ての職員を対象に公的価格の在り方を抜本的に見直す。民間部門における春闘に向けた賃上げの議論に先んじて、保育士等・幼稚園教諭、介護・障害福祉職員を対象に、賃上げ効果が継続される取組を行うことを前提として、収入を3%程度引き上げるための措置を、来年 2 月から前倒しで実施する」(2021年11月19日閣議決定「『コロナ克服・新時代開拓のための経済対策』について」より)と発表され喜んだのもつかの間、「社会保障改革を進め、持続可能な介護保険制度の在り方を見直していくために『介護保険制度における被保険者の年齢を30歳以上(現行40歳以上)へと引き下げる』ことによって公的価格の継続的な財源とすることをお願いします。」やはりそう来ましたね。
以前安倍内閣時、「年金100年安心プラン」が出ましたが、単に給付金額を下げ、薄く長くしただけだったのを思い出し、やはり同じパターンなのだと思いましたね。コロナ禍以後、私たちの仕事はどうなっていくのでしょうね。一気に ICT・ロボットや外国人の活用に振れていきそうです。ビジネスモデルそのものも変わるかもしれませんね。

   
現在から未来図へ
   

  ロボットと外国人、そして日本人との関係性はこうなるかもしれません。

A.I.R介護における業務分担とその価値
 

  本年も残すところあと僅かとなりました。職員のみなさんには多大なるご協力をいただき感謝申し上げます。来年も新型コロナウイルス等の影響を受けた中での業務となりご苦労も非常に多いことと思いますが、引き続きお力添えを賜りますようお願い致します。

   

2021年12月28日(火)

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